動悸・息切れ

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こんな症状はありませんか?

  • 胸がドキドキして苦しい
  • 階段や坂道で息切れを感じる
  • ふらつきやめまいを感じる
  • 呼吸がしづらい、息苦しい
  • 足や顔がむくみやすい
  • 胸が痛む、圧迫感を感じる
  • 冷や汗が出る
  • 倦怠感や極度の疲れを感じる
  • 失神や意識を失いそうになる

これらの症状は、心臓や肺の病気が関係している可能性があります。一時的なものだからと放置せず、早めに医療機関を受診して適切な診断を受けることが大切です。当院では、専門医がくわしく診察し、必要な検査と治療をご提供しています。

動悸・息切れの原因と対応について

動悸・息切れの原因と対応について

動悸や息切れは、日常的なストレスや睡眠不足による一時的なものから、心臓や肺、全身性の疾患に関連する重要なサインである場合があります。これらの症状が出現した際には、軽視せず、その背景にある原因を理解することが重要です。以下では、動悸や息切れの原因、注意すべき症状、必要な対応についてくわしく解説します。

動悸と息切れの違い

動悸

心臓の拍動を普段よりも強く、または速く感じる症状です。頻脈(心拍数が速い)、徐脈(心拍数が遅い)、脈が飛ぶ、乱れるなど、不整脈を含むさまざまな状態が含まれます。

息切れ

体を動かした際や、場合によっては安静時にも息苦しさを感じる症状です。心臓や肺の疾患が原因で酸素供給が不十分になることで起こります。

動悸や息切れを伴う危険な症状

次のような症状を伴う場合は、重大な疾患が隠れている可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。

  • 胸の痛みや圧迫感
  • 冷や汗、吐き気、嘔吐
  • 失神やふらつき、めまい
  • 呼吸困難、息苦しさ
  • むくみ(特に足や下肢の腫れ)
  • 倦怠感や極度の疲労感

動悸や息切れで考えられる疾患

心臓の病気

  • 不整脈(頻脈、徐脈、心房細動など)
  • 狭心症、心筋梗塞
  • 心不全(心臓のポンプ機能低下による症状)
  • 弁膜症(心臓弁の閉鎖や開放機能の障害)

肺の病気

  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 肺炎
  • 肺塞栓症(血管が詰まるエコノミークラス症候群)

全身性の病気

  • 貧血(鉄欠乏性貧血など)
  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)
  • 更年期障害

動悸や息切れの検査

当院では、循環器内科の専門医がさまざまな検査を組み合わせて正確な診断をおこないます。

心電図 心拍の異常や不整脈を確認します。
ホルター心電図(24時間心電図) 日常生活中の心拍リズムを記録し、不整脈を検出します。
心エコー(超音波検査) 心臓の構造や機能、血流を評価します。
胸部レントゲン 心臓や肺の異常を確認します。
血液検査 貧血や甲状腺機能、心不全のマーカーを調べます。

動悸や息切れの治療と予防

治療方法

不整脈

心拍リズムの異常を整えるために、抗不整脈薬が用いられます。また、心拍数が著しく遅くなる場合や危険な不整脈が頻発する場合には、ペースメーカーの装着が必要になることがあります。患者さまの状態に応じて最適な治療方法を選択します。

心筋梗塞や狭心症

血流を改善し、心臓への負担を軽減するために、薬物療法(硝酸薬や抗血小板薬など)が基本となります。さらに、血管の詰まりを解消するためのカテーテル治療(ステント留置術など)がおこなわれることもあります。早期治療が予後に大きく影響するため、迅速な対応が重要です。

心不全

心臓の負担を軽減し、全身への血液循環を改善するために、利尿薬やβ遮断薬、ACE阻害薬などが使用されます。病状や重症度に応じて薬の種類や組み合わせが異なり、継続的な管理が必要です。

肺疾患

肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの疾患では、酸素療法や適切な薬物治療がおこなわれます。症状や病態に応じて、気管支を広げる薬やステロイド療法が選択される場合もあります。

貧血や甲状腺疾患

鉄欠乏性貧血の場合は鉄剤の補充、甲状腺機能亢進症の場合は甲状腺ホルモンの調整薬など、原因疾患に応じた治療をおこないます。根本的な原因を治療することで、動悸や息切れなどの症状の改善を図ります。

予防方法

定期健診を受けて病気を早期発見・早期治療しましょう

  • 健康的な生活習慣(適度な運動、バランスの良い食事)
  • 高血圧や糖尿病、脂質異常症などの基礎疾患の管理
  • 禁煙・節酒

症状が気になったらまずは当院までご相談ください

症状が気になったらまずは当院までご相談ください

動悸や息切れが持続したり、他の症状を伴う場合は、重大な疾患が隠れている可能性があります。

かわさき内科循環器科クリニックでは、患者さまの「声」を大切にし、どんな些細なことでもお話しいただけるよう、ゆっくりと丁寧にお話を伺うことを心がけています。

何気ない会話の中に、病気の早期発見につながる重要なヒントが隠れていることもあります。患者さまお一人ひとりの状態や不安にしっかり寄り添い、専門医が適切な診察と治療プランをご提案します。

不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。早期発見・早期治療が健康維持のカギです。気になる症状がある場合は、まずはお早めに当院にご相談ください。

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