初回診察
- 喫煙歴や健康状態の確認
- 呼気中の一酸化炭素濃度を測定
- 禁煙補助薬の選択と使用方法の説明
かわさき内科循環器科クリニックでは、丹後医療圏のクリニックで唯一の禁煙学会認定指導士の資格を持つ医師が、専門的な禁煙外来を実施しております。12週間の体系的なプログラムを通じ、ニコチンパッチやニコチンガムなどの禁煙補助薬を活用しながら、患者さま一人ひとりに合わせた確実な禁煙支援をおこなっています。
喫煙は循環器疾患の大きなリスク因子の一つです。禁煙により、心臓病や脳卒中などの重大な健康リスクを大幅に低減することが可能です。禁煙に取り組みたいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。
禁煙外来は、喫煙習慣を止めたいと考えている方を対象に設けられた専門的な医療サービスです。この外来では、医師が患者さまの喫煙歴や健康状態をくわしく把握したうえで、禁煙補助薬を処方し、禁煙のサポートをおこないます。また、治療の進行状況に応じたアドバイスをご提供し、離脱症状などへの対応もサポートします。そのため、禁煙を独力でおこなう場合に比べて、成功率が大幅に向上します。さらに、一定の条件を満たせば健康保険の適用を受けることが可能です。
喫煙は健康に深刻な悪影響を及ぼします。また、喫煙は本人だけでなく、受動喫煙によって家族や周囲の人々の健康にも影響を及ぼします。特に、家庭内での受動喫煙は、子どもや配偶者の健康リスクを高めるため、大切な家族を守るためにも禁煙は重要です。
喫煙は血管機能に悪影響を与え、動脈硬化を進行させます。その結果、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気を引き起こします。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺がんの原因となります。
喉頭がん、食道がん、膀胱がんなど、多くの部位のがんのリスクが増加します。
喫煙習慣は、単なる嗜好品の範囲を超え、ニコチン依存による薬物依存症の一種と考えられています。ニコチンは、身体的な快感をもたらす依存(身体的依存)と、心理的な満足感を生む依存(心理的依存)を同時に引き起こします。そのため、喫煙者が意志の力だけで禁煙を継続するのは非常に困難です。
禁煙外来では、医師のアドバイスに加えて禁煙補助薬を活用することで、依存症に対処し、禁煙成功への道をサポートします。ニコチン依存症は治療を必要とする病気であり、専門的なサポートを受けることで禁煙の成功率が向上します。
当院では、禁煙学会認定医による禁煙を目指す患者さまに向けた禁煙外来を設け、禁煙補助薬や生活指導を組み合わせた治療をご提供しています。患者さま一人ひとりの状況に合わせた治療計画をご提供し、禁煙成功を全力でサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
ニコチンを補給する禁煙補助薬 | ニコチンパッチ(貼り薬) | 上腕や腹部などに1日1回貼り、ニコチンを皮膚からゆっくり吸収させます。 |
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ニコチンガム | ニコチンを含むガムで、口の粘膜を通じてニコチンを吸収させます。 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
禁煙外来での治療は、次の条件を満たすことで健康保険の適用を受けられます。
禁煙補助薬の服用開始から1週間後に禁煙をスタート
呼気中の一酸化炭素濃度測定や禁煙状況の確認
治療開始から12週間後に禁煙治療が完了