むくみ・足のむくみ

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こんな症状はありませんか?

  • むくみが数日から数週間続く
  • むくみ以外に息苦しさや強い倦怠感がある
  • 急激な体重増加がある
  • 片側の足だけがむくむ
  • むくみに痛みや熱感を伴う

むくみは一時的なものだけでなく、慢性化している場合やほかの症状を伴う場合には、重大な疾患が隠れていることがあります。当院では、症状に対する総合的な診察を通じて、原因の特定と適切な治療を目指しています。

足のむくみが起こる仕組み

足のむくみが起こる仕組み

むくみは、体内の水分バランスが乱れることで生じる症状です。体内の水分の約60%が細胞や血液中に存在していますが、何らかの要因でこの循環が滞ると、特に重力の影響を受けやすい下半身に水分が溜まりやすくなります。これが「むくみ」として現れるのです。

むくみが起こる主な原因

生活習慣によるもの

塩分の過剰摂取 食事中の塩分が多いと、体内の水分が排出されにくくなります。
長時間の同じ姿勢 立ちっぱなしや座りっぱなしが続くと、下半身の血流が悪化します。
運動不足 筋肉のポンプ作用が弱まり、血液やリンパの流れが滞ります。
不規則な生活 睡眠不足や過労がむくみを悪化させることがあります。

女性特有の要因

女性は男性に比べ筋肉量が少なく、むくみやすい傾向があります。また、月経や妊娠によるホルモン変化も影響します。

疾患によるもの

腎機能障害 尿の生成が適切におこなわれず、体内に水分が溜まります。
心不全 全身への血液循環が悪くなり、むくみが生じます。
肝硬変 アルブミン産生の低下によるむくみ。
下肢静脈瘤 静脈の弁に異常が生じ、血流が滞ります。
リンパ浮腫 リンパの流れが悪化することでむくみが生じます。

むくみの対処法と予防法

効果的なマッサージ

足の付け根にあるリンパ節に向かって、下から上へ優しくマッサージします。強く揉む必要はありません。適度な圧で、リラックスした状態でおこないましょう。

生活習慣の改善

適度な運動 30分~1時間ごとに立ち上がり、ストレッチや足の上下運動を取り入れましょう。
塩分摂取の制限 ファストフードやインスタント食品を控え、バランスの取れた食事を心がけましょう。
十分な休養 足を心臓より高く上げて横になると、むくみが改善しやすくなります。

弾性ストッキングの使用

弾性ストッキングを使うことで、下半身の血流を改善し、むくみを予防する効果があります。

かわさき内科循環器科クリニックでおこなうむくみの治療とケア

当院では、むくみの原因を特定し、患者さまに応じた治療とケアをご提供しています。

原因疾患への治療

心不全、腎疾患、静脈瘤など、むくみの背景にある疾患を適切に診断・治療します。

薬物療法

必要に応じて利尿薬や適切な薬物を処方し、むくみを軽減します。

生活習慣指導

塩分制限や適度な運動など、患者さまの生活に合わせた指導をおこないます。

マッサージ技法の提案

むくみを軽減するための具体的なケア方法をお教えします。

弾性ストッキングの使用サポート

正しい着用方法や適切なサイズ選びをサポートします。

むくみは見過ごされがちな症状ですが、重大な疾患のサインである可能性も

むくみは見過ごされがちな症状ですが、重大な疾患のサインである可能性も

むくみの症状は、患者さまによって原因や影響が大きく異なります。当院では、患者さまのお話をじっくりと伺いながら、気になる症状や生活環境についてしっかり把握し、それに基づいた診療をおこなっています。一時的な解決ではなく、長期的な健康を目指すために、生活習慣の改善や継続的なサポートをご提供しています。むくみは美容面だけでなく健康面にも大きな影響を与える症状です。少しでも気になる症状を感じたら、お気軽に当院までご相談ください。

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